過疎少子高齢化・鳥獣被害・嫁不足・・・それを「仕方がない」とか「なる様にしかならへん」
ではなく、この何ともいえない閉塞感を打破するため、自分達の地域は自分達で何とかすると
集まったヤル気のある20~70代の男女で結成した団体です。
上万願寺町は加西の最北端に位置し、戸数約80軒、人口約280人その内105人が老人会、
(内75歳以上は55人)子ども会は11人‥。 65歳以上が半数以上の「限界集落」という
厳しい現実が目の前に迫っています。
既に高齢者のみの世帯も多く、日々様々な不安を抱えて生活をしておられます。
田舎とはいえ地域のコミュ二ティは希薄になってきました。
ひと世帯ひと世帯では、どうにもならないことがあります。
それに対応しようとしているのが「地域が家族の町づくり」活動です。
地域の高齢者に気軽に利用して頂けるサービス提供していきたいと思っています。
そして過疎・高齢化により働き手が不足し、そのため放棄田が益々増加傾向にあります。
万願寺の田んぼは殆どが山裾に接している為、鳥獣被害も深刻です。稲作、野菜の世話だけで
なく、猪・鹿対策に周囲に垣などする作業もあります。それでも、被害に遭います。
この様な放棄田活用は、もう地元の力だけではどうにもなりません。過疎高齢化を一地域の問題と
考えず、「しあわせ食材つくり隊」など、都市の方に田舎を提供し、何回も田舎に足を運んで
作業をしてもらうこで、都市と田舎の交流を図るとともに、農作業の面白さ、収穫の喜びなど
感じて田舎生活に興味をもってもらう。
その農作業を都市の人とやることで、地域の者は田舎に住んでいる良さを再認識することが出来る
のではないでしょうか?
又切実な嫁不足には「田舎体験・男女ふれあい交流会」都会の女性を広く募集し、農作業を通して
田舎の豊かさを感じてもらい、そして良い出会いがあります様に、お節介を焼かせて頂きます。
この、都会にホドホドの距離の「トカ田舎」には魅力が一杯です。
それ以外でも上万願寺に足を運んで頂ける様、「里山整備」など、大きく広く地域活性化活動を
展開してまいります。